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メルケル独首相の訪日発言問題 [外交]

この問題では、このブログの19日付けで、天木直人氏の見解を伝えたが、昨日の日経新聞は特派員がコラム「地球回覧」で発言の背景を取り上げていた。その骨子は、2012から2014にかけてドイツでの対日感情が急速に悪化した原因を、脱原発に日本が追随しないことへの失望、日本の財政赤字体質、中国との歴史認識をめぐる争いの3つを挙げる。その上で、日独は冷戦時代、超大国の米国の傘下で利害をともにする「兄弟」のような間柄だった。ドイツは、東西統合後、政治力と経済力を兼ね備えた「モノを言う大国」になった。現在では、G7のなかで、相対的に日本だけが遠い存在になった・・・というもの。日経新聞にしては久しぶりにいい記事だった。
対日感情がここまで悪化していたことに改めて驚かされるとともに、メルケル首相がここまで日本の現状に苛立ちを覚えた事情も理解できた。しかし、こうしたメルケル発言を受けても、安倍首相は16日に都内で開かれた国連創設70周年シンポジウムで、「大戦を深く反省」したのはともかく、安全保障理事会常任理事国の役割を引き受ける用意があると表明。この期に及んでも「能天気」としか言いようがないのではなかろうか。
なお、同特派員は18日付けでも「欧州Inside」で「訪日で犯した3つの過ち」を掲載しているが、これは駐在国の首相の訪日発言での波紋をへの「言い訳」的色彩が感じられたので、ここではあえて取り上げない。
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小野寺 昭夫

ブログの開設を祝し、敬意を表します。
頑張って下さい。但し、無理はしないように。
当方も、ささやかでありますが、少しでも地域社会のお役に立てるよう、
技術関係の活動に参加しています。

by 小野寺 昭夫 (2015-03-24 06:25) 

tr232238

ありがとうございます。貴殿が参加されている活動でご活躍されんことを期待しています。
by tr232238 (2015-04-02 19:50) 

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