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戦後70年談話(その5)韓国等の反応 [外交]

昨日に続いて、戦後70年談話(その5)韓国等の反応を取上げよう。

先ずは、8月21日付け日経ビジネスオンライン「朴槿恵大統領はなぜ、日本に反撃しないのか 「安倍談話は韓国を陥れる嵌め手だ」」のポイントを紹介したい。
・韓国の要求をうっちゃる:日本は、要求された3つのキーワードを全部盛り込みながらも、事実上、韓国を謝罪の対象から外した
・韓国人も気づいた「韓国外し」
・黙って距離をとる日本人:韓国人は、不満があれば大声でぶつける。しかし日本人は、嫌な相手は黙って避ける。こんな日本人の対韓嫌悪の深さを理解していなかったこともあると思います
・日本は再び米国を攻撃する:中国と韓国が世界中で「日本は再び軍国主義に戻り始めた」と宣伝。日米を離間させ、中国包囲網を作らせないようにするのが狙いです。日本にいるとこの動きを見落としがちですが、普通の日本人が考える以上に、こうした見方が世界に広まっています。中韓が驚くべき執拗さで宣伝しているからです
・なりふり構わず日米間にくさび:安倍の好きなようにやらせておくと、いずれ米国は日本に後ろから殴られるぞ――という荒唐無稽な主張です。すべての人が信じるわけではありませんが、こうした話は俗耳に入りやすい。韓国も必死なのです。「日―米―韓」の3国軍事同盟に組み込まれたら、中国からどんなイジメに遭うか分からない。そこで、なりふり構わず日米関係を破壊しようと画策するのです
・キツネは無視してトラと話す:韓国(キツネ)は米中というトラの威を借りて上から目線で言ってきます。だったら日本は、キツネは無視してトラたる米国と同盟を深め、中国とは関係を改善すれば済むのです。今回の談話も「韓国無視作戦」の一環であることは明らかです
・「日―米―韓」の軍事協力体制を作りたい米国は一時期、日本に対し「少々不愉快なことがあっても、韓国には譲ってやれ」と言ってきた。しかし日本の行動とは関係なく、韓国が中国に引き寄せられていくのを見て米国も、うるさく言ってこなくなったそうです
・薄気味悪い称賛:米国家安全保障会議(NSC)の報道官は直ちに「大戦中に日本が引き起こした苦しみに対して痛惜の念を示したことや、歴代内閣の立場を踏襲したことを歓迎する」と述べました。ロイター・日本語版の「『日本はすべての国の模範』、米が戦後70年談話歓迎」によると、報道官は「戦後70年間、日本は平和や民主主義、法の支配に対する揺るぎない献身を行動で示しており、すべての国の模範だ」とまで言っています
・韓国は裏切り者:米国政府がここまで表明したのですから、韓国政府は安倍談話に「NO」と言えない。韓国は露骨な米中二股外交を展開中ですが、米国との関係を決定的に悪化させるハラはまだ、ないのです。  米国政府にこう言わせたのは、安倍政権が安保法制や沖縄の基地問題で努力しているからです。そして談話にも韓国が要求したキーワードはちゃんと入っているし「過去の談話も引き継ぐ」と安倍首相は表明している。仮に、韓国が「安倍談話をよく読むと分かるのだが、韓国に対してはちゃんと謝っていない」などと騒いだら、米国は「細かいことを言って、いつまで中国のお先棒を担いでいるのだ」と叱りつけたことでしょう
・在韓米軍基地を守る終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備も拒否し、南シナ海での中国の埋め立てにも反対しない。米国からすれば「裏切り者」になりつつあります
・日本の思う壺:韓国政府筋は「安倍談話はごまかしだらけだということは世界中が知っている」「こっちがむきになって騒いだ瞬間、安倍首相のペースに巻き込まれるだろう」
・嵌め手にはまった韓国:安倍談話は韓国を無視しているのに、韓国はそれに文句を言えない。文句を言えば対米関係が悪化し、国際社会で面子も失う――。ワナというか、嵌め手です
・奇妙な光復節演説:今回は中国の威も借りにくい状況でした。安倍談話に対し中国は全面的な批判は避けました。日本との関係改善を模索しているためと見られます。朴槿恵大統領の8月15日の光復節の演説(韓国語)は、以下のような奇妙なものとなりました。安倍談話は植民地支配に対し謝っていないのに、それに怒るどころか「謝ってもらった」ことにしてしまったのです
・「卑日」で生き残る:韓国にとって日韓関係は死活問題ではないからです。対立の度を増す米中の間をいかに上手に泳ぐか――で韓国人は頭がいっぱいなのです。確かに「安倍談話」では対日批判のトーンを落としました。しかし韓国にとっては、日本との関係を悪くしておくことが生き残りの必要条件なのです。「悪化した日韓関係」があってこそ、米国主導の「反中同盟」に組み込まれないで済む、と計算しているからです。 朴槿恵政権としては、今後も日韓関係を険悪な状況に保つために――もちろん、日本のせいでそうなったと見えるように「卑日」を実行して日本人を大いに怒らせる必要があるのです
・「正しい歴史認識を土台に」:これは「韓国人の言うことを日本人が100%受け入れることによって」ということで、韓国は何も変わっていないのです
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/081900009/?P=1

次に、9月3日付け共同通信「戦後世代に正しい歴史認識要求 習主席、安倍首相談話に反論」のポイントを紹介したい。
・中国の習近平国家主席は3日午後、「抗日戦争勝利70周年」記念の軍事パレード後のレセプションで「侵略戦争以後に生まれた人であっても正しい歴史観を持ち、歴史の教訓を心に刻まなければならない」と述べ、戦後生まれの日本人に対して「正しい歴史観」を持つよう求めた
・安倍晋三首相が戦後70年談話で「戦争に関わりのない世代に、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」として謝罪に区切りを付けたい意向を示したことを暗に批判し、歴史認識をめぐる対日攻勢の継続を宣言した形

もともと戦後70年談話では、中国にはかなり配慮していたことに加え、日本との関係改善を図りたいこともあって、習主席の反論はレセプションでの表明という抑制された形となった。
韓国は、新聞では厳しく批判しながらも、朴大統領は大人しくしている理由がよく分からなかったが、上記記事で理解できた。私自身は、戦後70年談話には批判的だが、韓国に反撃させない高度のテクニックには痛快に感じると同時に、感服させられた。
タグ:日経ビジネスオンライン 中国と韓国 戦後70年談話 韓国等の反応 朴槿恵大統領はなぜ、日本に反撃しないのか 「安倍談話は韓国を陥れる嵌め手だ」 韓国の要求をうっちゃる 韓国人も気づいた「韓国外し」 黙って距離をとる日本人 日本人の対韓嫌悪の深さを理解していなかった 「日本は再び軍国主義に戻り始めた」と宣伝 日米を離間させ、中国包囲網を作らせないようにするのが狙い なりふり構わず日米間にくさび 韓国(キツネ)は米中というトラの威を借りて上から目線で言ってきます キツネは無視してトラたる米国と同盟を深め、中国とは関係を改善すれば済む 「韓国無視作戦」の一環 韓国が中国に引き寄せられていくのを見て 米国も、うるさく言ってこなくなったそうです 薄気味悪い称賛 韓国政府は安倍談話に「NO」と言えない 米国からすれば「裏切り者」になりつつあります 日本の思う壺 こっちがむきになって騒いだ瞬間、安倍首相のペースに巻き込まれるだろう 嵌め手にはまった韓国 文句を言えば対米関係が悪化し、国際社会で面子も失う 光復節演説 安倍談話は植民地支配に対し謝っていないのに、それに怒るどころか「謝ってもらった」ことにしてしまった 「卑日」で生き残る 「正しい歴史認識を土台に」
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