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葬式・墓(ゆうパック送骨」から「架空墓」まで 激変する墓事情と気になる値段、葬式はなくなる?通夜なし 式なしの「直葬」選ぶ時代に、「格安葬儀パックで義母弔った」55歳女性の後悔、死ぬときはあえて「葬儀も墓もいらない」という人が急増中のワケ あなたはその場にいないのだから) [人生]

昨日と一転して、今日葬式・墓(ゆうパック送骨」から「架空墓」まで 激変する墓事情と気になる値段、葬式はなくなる?通夜なし 式なしの「直葬」選ぶ時代に、「格安葬儀パックで義母弔った」55歳女性の後悔、死ぬときはあえて「葬儀も墓もいらない」という人が急増中のワケ あなたはその場にいないのだから)を取上げよう。

先ずは、2月5日付けダイヤモンド・オンライン「「ゆうパック送骨」から「架空墓」まで、激変する墓事情と気になる値段」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/192692
・『お墓にまつわる状況は人によって様々だが、近年は、個人のニーズに合わせた供養の形も多様化するなど、お墓に対する意識には大きな変化が生まれている。抽選になるような人気の墓地がある一方、地方では墓じまいが進む霊園も少なくない。そんな現代のお墓事情について、葬儀・お墓コンサルタントの吉川美津子氏に聞いた』、興味深そうだ。
・『青山霊園は1区画400万円超! それでも人気殺到の理由  ニーズの変化により、現代のお墓事情は大きく変わってきています。 東京都内で有数の人気を集める都立青山霊園には、毎年、募集に対して10倍以上の希望者が殺到しているという。青山霊園の区画使用料は最低でも1区画で400万円を超えるが、2018年の一般墓所の倍率は14.3倍だった。葬儀・お墓コンサルタントとして活躍する吉川美津子氏が話す。 「青山霊園は、高い区画だと、区画使用料のほかに墓石等の費用を合わせて軽く1000万円を超えるケースもありますが、それでもこれだけ希望する人がいるわけです。都内でお墓を探すと、立地のいい場所はお寺の境内が多いですから、宗旨宗派を問わない青山霊園には自然と人気が集中するんですね」 区画の広さは霊園によってまちまちで、青山霊園は1.6平方メートル。この土地を「永代にわたって使用するための料金」が「永代使用料」で、転売等もできないため、まさにプレミア化しているのだ。 「お墓を探す人たちの予算のボリュームゾーンは、トータルでおよそ150~200万円といわれています。23区内の一般的な霊園では、その価格では1平方メートルに満たない区画しか買えません。マンションなどの住宅と同じで、いい場所はどんどん高額になっているんです」 もっとも、吉川氏によれば、青山霊園のように人気の霊園は一部だけで、全国的に見ると、お墓は余っているのだという。 「それなりの広さのお墓が欲しいとなれば、必然的に郊外に行くことになるわけですが、実は東京でも郊外になると、お墓の売れ行きはかんばしくないんです。多くの霊園が、『お墓が売れない』と悲鳴を上げています」』、「青山霊園は1区画400万円超」で「一般墓所の倍率は14.3倍」、とはくじ運に恵まれた人たちのものでしかない。しかも、墓石代もかなり高くなりそうだ。
・『散骨、樹木葬、架空墓…増える「墓ナシ」供養の選択肢  高額な墓地に希望者が殺到する一方、どれだけ安くても墓地は買わない人も増えるという、二極化が進んでいるということのようだ。 「これを格差と捉えることもできますが、より正確に言えば多様化がふさわしいと思います。たとえば資力が余っていても、承継者がいなかったり、子どもたちに迷惑をかけたくないといった理由でお墓を持たないという選択をしたりする人もいますからね。業界では、従来の家単位を基本とした先祖供養の方法は制度疲労を起こしている、とよくいわれています。これまで基本であった『○○家』のお墓に代わって、今の時代に適した供養の仕方を求めている人が増えているのではないでしょうか」 確かに、近年はお墓を持たない供養の選択肢が増えている。粉末化した遺骨を海にまく「海洋散骨」や自然に還る「樹木葬」、さらに「宇宙葬」や、AR技術を利用した「架空墓」まで様々だ。 「これまで一般的だった『〇〇家のお墓』という形式は、主に明治時代以降に確立されたものです。葬祭供養をお寺に一任する代わりにお布施を払う檀家制度は、江戸時代に一般化されましたが、そもそも庶民は明治まで名字を持てませんでした。また、火葬が普及したのは戦後になってからです。現在、普通だと思われている供養の仕方も、実は時代に合わせて変化してきたものなのです」 だからこそ、将来的に供養の仕方が変わっていくのも、自然の流れだと吉川氏は説明する。では、供養の仕方はどのように選べばいいのか。 「遺族にとっては、手を合わせる対象物が必要かどうかというのが、1つの選択基準になります。当事者が『お墓なんかいらない、海に散骨にしてくれ』と言っても、残された遺族はお墓の前で手を合わせたいという人もいるでしょう」 もっとも、海洋散骨は明確な墓標がないし、合葬ではどの霊に祈っているのか漠然としてしまうと感じる人もいるようだ。そこで、最近では、祈る対象物(遺骨)が明確に区分されていながら、永代供養を取り入れている納骨堂が人気となっているという』、「供養の仕方も、実は時代に合わせて変化してきたものなのです」、というのはその通りなのだろう。最近のテレビでは「永代供養を取り入れている納骨堂」の宣伝が確かに目につく。
・『都市部で盛況なのは納骨堂での永代供養  「永代供養(地方自治体の運営する霊園では永代管理と呼ぶ)とは、長期間にわたって遺骨を供養してもらえるシステムです。よく勘違いされるのは、永代供養でお墓を建てたからといって、形としてのお墓が永代続くわけではないこと。承継者がいなくなった場合は、合葬される可能性があります。永代供養は、あくまでも1つのシステムを意味しています」 この永代供養を大々的に宣伝し、都市部で盛況なのが納骨堂だ。 「本来、納骨堂はお墓を建てるまでの預かり施設という性格が強かったのですが、最近では石のお墓に代わる納骨施設として、永代使用を前提とした納骨堂の整備が進んでいます。礼拝所も併設されていて、棚型、ロッカー型、マンション型(自動搬送システム)と様々なタイプがあり、比較的アクセスの良い場所に建てられています。一定期間が過ぎれば合祀されるタイプもありますが、それまでは遺骨も区分されますし、夜間でも利用可能など、遺族もお参りがしやすいのが特徴です」 もともと、永代供養は供養する子孫の途絶えた無縁仏のためのもので、暗いイメージもあったが、現在は墓地の承継者不足に悩む人々に安心感を与えるキーワードとなっているのだ。 永代供養(永代管理)で、樹木葬も人気を集めている。樹林葬は墓石の代わりに、祈る対象物として木を植えるもの。1本の木に1つの遺骨を納骨するタイプもあるが、樹木葬エリアに数本のシンボルツリーがあるタイプが多い。合葬か個別か、納骨方法は様々だ。 「“自然に還る”という響きはいいですが、こちらはまだ整備段階です。樹木葬と言いながら『木はどこ?』と辺りを見回してしまうような霊園もあります。合葬納骨は、遺骨の数が一定数を超えてから納骨されるのですが、いつ納骨されるのか、遺族には知らされない霊園もあります。また、納骨の方法によっては自然に還れない作りもありますし、樹木葬でも一定期間が過ぎると別の場所に合葬されるシステムもあります」』、「樹木葬と言いながら『木はどこ?』と辺りを見回してしまうような霊園もあります」というのでは、まだまだのようだ。
・『「おひとりさま」はゆうパックで送骨もアリ  「そこまでお墓に費用をかける余裕がないという場合でも、格安の送骨納骨という方法があります。遺骨をゆうパックでお寺に送って供養してもらう方法で、約3万円で永代供養が可能なお寺もあります。亡くなった後に送骨プランを契約する遺族もいますが、生前にお寺と契約を交わし、遺骨を送るダンボールの準備まで行う人もいます。送骨を頼む人がいない場合は、死後事務委任契約で、亡くなった後に送骨してもらうように第三者に依頼できます」 社会福祉士としても働く吉川氏は、身寄りのない入居者の多くがお墓の心配をしながら過ごしているのを見てきた。「お墓が見つかれば、入居者も安心し、表情が変わります」と、「おひとりさま」がお墓について考えるメリットを説明する。 ちなみに、遺骨は日本郵便以外の大手運送会社で送ることはできない。大手運送会社に取材すると「代替品のないものです。万が一紛失したときに保証できないので取り扱いはできません」という回答だった。一方、日本郵便は「遺骨は危険物に指定されていないので、サービス開始当初から遺骨の取り扱いを行っております」とのことだった。 お墓や供養の仕方に正解はないが、自分のライフスタイルを考えながら、1つひとつ疑問を解消していくことから始めてみてはどうだろうか』、「遺骨は日本郵便以外の大手運送会社で送ることはできない」、日本郵便は紛失したときの免責条項などがあるのだろう。生命保険契約では、重大なミスを犯したが、「ゆうパックで送骨もアリ」とは、便利なサービスも提供しているようだ。

次に、2月11日付けAERAdot.が 週刊朝日記事を転載した「葬式はなくなる?通夜なし、式なしの「直葬」選ぶ時代に」を紹介しよう。
https://dot.asahi.com/wa/2019020800014.html?page=1
・『「こういう弔いの形もありなんだなと思いました」 東京都在住の田中一也さん(仮名・59歳)。おととし、11歳年上のいとこをがんで亡くした際に、通夜や葬儀・告別式をしない“お別れ”を経験した。あっさりした性格だったいとこは生前から、「死んだときは、一切何もしなくていい」と意思表示していた。 都内の病院で田中さんや家族がいとこをみとった翌日、遺体は病院からいとこが住んでいた千葉市の火葬場へ直行。田中さんを含む近親者7人が火葬場に集まり、火葬を終えた後、近くの葬祭会館で軽く食事をして解散した。ものの1時間半で全てが終わった。 九州出身の田中さんにとって葬儀といえば、通夜から多くの親戚や知人が集まって、1泊2日で行うイメージ。だからいとこの弔い方には驚いたという。 「読経も戒名もなし。すしは“竹”。ビール中瓶1本でお別れだった。その後、出勤できたぐらいあっさりとしていた」 一抹の寂しさはあったものの、いとこの闘病生活は1年強におよび、心の準備はできていた。近親者でみとったので、故人と向き合えたという感覚もあった。 「これぐらいシンプルでいいのかもしれない。(通夜、葬儀・告別式をやる一般的な)葬儀で若い僧侶の説法に感動することもないし、通夜の食事もおいしいわけではないし。僕が死んだときも直葬にしてもらおうかと思うこともあります」(田中さん) 形式的な儀式を極力省いた葬儀のかたち「直葬」がいま、都市部を中心に増えている。直葬とは、故人が亡くなった後、安置所か自宅に遺体を運んで安置し、その後、直接火葬場に移し、荼毘に付すという方法。近親者のみで行う。会葬者を呼んで通夜や告別式を営み、それから火葬する一般的な葬式に比べて、お金もかからない。 「ここ15年ほどで“葬儀はシンプルにしたい”という明確なポリシーを持った人が増加傾向にあります」 こう話すのは、終活や葬式の相談・施行などを行う「葬儀を考えるNPO東京」代表の高橋進さんだ。かつて直葬は、故人が身寄りのない人や困窮者の場合に、自治体が葬儀費用を賄って行われる方法だった。 「今は、故人の遺志や家族の意向で選ぶ傾向にあります。中には菩提寺があっても直葬を選ぶ人もいるほど。それだけ従来の葬儀のあり方に疑問を持つ人が増えている証しでしょう」(高橋さん)』、「直葬」が増えているのは、形式に流れ過ぎた「葬儀のあり方」に対する痛烈な批判だろう。
・『『葬式は、要らない』などの著書で知られる宗教学者の島田裕巳さんは言う。 「直葬が広がる背景には、死んだ人の扱いはなるべく簡単に済ませるべきという考え方が強まっていることもあります。血縁意識の低下から、“絶対に葬儀に呼ばなくてはいけない人”という存在もなくなってきている。都会のみならず、地方の葬儀も簡素化が進んでいる実態を見れば、そんなに遠くない未来に葬式そのものが消滅する時代が来るかもしれません」 これまで累計15万件を超える葬儀を担当し、全国で葬儀ブランド「小さなお葬式」を展開するユニクエストによれば、現在、直葬(プラン名「小さな火葬式」)を選ぶ人が4割であるのに対し、「通夜、告別式ともに実施」を選ぶ人が3割、「告別式のみ実施」を選ぶ人が3割と、すでに同社では直葬が主流だ。 「喪主として一度大掛かりな一般葬を経験して、それを疑問に感じたことから、直葬を選ぶケースが増えています。大きな葬式だと会葬者の対応に追われ、ゆっくり故人と向き合う時間もなく、本当にこれで良かったのかと後悔が残ることもあるそうです。そうした方は、次に近親者が亡くなったときには、直葬などシンプルな葬儀を選ばれることが少なくありません」(ユニクエスト広報担当者) 多くの会葬者を招いてその対応に追われる一般葬と比べて、故人とゆっくり向き合う時間を作ることができるのもメリットなのだ。また、葬儀費用を大幅に抑えられることも利点の一つ。一般葬の場合、平均額は約178万円。一方、直葬は平均15万~30万円と、6分の1以下に抑えることができる。通夜の飲食費や斎場の式場料、祭壇費用などがかからないためだ』、「ユニクエストによれば、現在、直葬を選ぶ人が4割」、というのは、もともと「「小さなお葬式」を展開するユニクエスト」を選択した人々というサンプルの偏りがあるにしても、かなり多い印象だ。
・『「通夜の飲食もそれを楽しめるわけではないし、香典返しも果たして本当に必要なのかと、疑問に感じる人が増えるのも当然の流れです」(島田さん) では、直葬を選びたい場合、具体的にどうすればいいのか。火葬許可証の申請など役所で行う死後の手続きは遺族がやることも可能だが、遺体の搬送などは荷が重い。儀式を省いたとしても葬儀会社などプロに頼むのが一般的だ。 「棺など必要なものも個別に手配すると手間がかかり、費用も高くつくことが多いので、葬儀社に頼んだほうが安心。悲しみの中、作業に追われるより、故人と向き合う時間を大切にしたほうがいい」(高橋さん) 直葬を希望する場合、最低限必要な次のような物品やサービスがセットになった一番シンプルなプランを選べばよい。遺体の安置場所を確保し、病院や施設など亡くなった場所から、故人の遺体を寝台車にのせ、自宅や一時的な安置場所に搬送する。遺体を棺に納め、安置する。法律で定められた時間の死後24時間以上経過してから、火葬場の予約時間に合わせ、霊柩車で火葬場へ出棺する。もちろん、物も用意してくれる。遺体を入れる棺、棺用布団、故人に着せる仏衣一式、遺体保冷のためのドライアイス、枕飾り一式、骨壺、そして遺体をのせて移動する寝台車や霊柩車だ』、こんなに手間がかからず、費用も安いのであれば、もっと普及する可能性があろう。

第三に、7月7日付け東洋経済オンライン「「格安葬儀パックで義母弔った」55歳女性の後悔」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/289516
・『佐藤正敏さん(仮名、57歳)は48歳のときに脳出血で倒れ、それ以来、半身不随の状況でした。寝たきりで、食事は経管栄養(胃ろう)で摂取。眼球の動きや、まばたきで意思表示できることが判明してからは、視線入力ができるパソコンを使って文字で会話ができるようにもなっていました。 症状はよくならないが、安定した状態でまもなく10年になろうというとき、正敏さんの体調に変化が生じました。呼吸や意識レベルが不安定になり、「余命、数カ月」と家族は宣告をされます。 この10年間で、妻の晶子さん(仮名、55歳)は、当時まだ中学生(長男)と高校生(長女)だった子ども達を育て上げ、現在は保育士として働いています。多感な中高の時期を無事に乗り越えられたのは、たとえ病床にあっても存在感があった父親のおかげ、と正敏さんに対して感謝の念をのぞかせる彼女。余命宣告されたときは、覚悟を決めました。 それから1カ月ほどした後、正敏さんは亡くなりました』、「余命宣告」で心の準備ができたのは、不幸中の幸いだろう。
・『「格安葬儀パック」を選んで大後悔  妻の晶子さんが葬儀を取り仕切るのは初めてではありません。正敏さんの療養中に、義父と義母2人の葬儀をあげています。義父の葬儀は250万円と予想以上に高かったため、義母は「私の葬儀は安く済ませてほしい」と口癖のように語っていました。 義母の死後に晶子さんが選んだのは、インターネットで見つけた「格安葬儀パック」の中でもワンランク上の家族葬パックです。義母の場合は親戚15名程度と数名の友人が集って食事込みでも90万円程度でおさまり、費用面ではかろうじて想定内。しかし、「もうあの格安葬儀パックは二度と利用したくない」と晶子さんは言います。 近年、「全国展開」「追加料金不要」をうたう格安葬儀パックを販売するネット系の葬儀社が台頭しています。インターネットで、それ以前は電話帳で集客し、葬儀社を紹介する紹介ビジネスは1990年代後半からありましたが、葬儀のパッケージ商品を作ってインターネットで集客、現場は提携する葬儀社が施行を担当するというビジネスモデルがこの10年で急速に増えました。 流通大手のイオングループのイオンライフも、「イオンのお葬式」というブランドで格安葬儀パックを販売しています。 「格安葬儀パックを利用したくない」と思った理由を、晶子さんはこう語ります。 「私が選んだ格安葬儀パックだと、どの葬儀社になるか当日までわからなかったんですね。結局、自宅から20キロ離れた葬儀式場に安置することになって、義母に悪いことしたな、と思っています。スタッフの対応は悪くないのですが、格安葬儀パックのせいか、ご提案なんですが……とオプションの話ばかりしてくるので疲れました。 それに50万円ほどで追加費用は一切なしとあったから選んだのに、食事や香典返しは別なんですね。よく考えればわかることですし、後でみたら確かに表示もあったのですが、小さく書かれていたためにきちんと読んでいませんでした」 誤解のないよう補足すると、ネット系の葬祭業者すべてが悪いわけではありません。提携する葬儀社は基準を満たした業者に限定しているので、施行そのものの質は一定レベルを保っています。また、「土地勘がない」「地域の葬儀社情報がない」状況では、上手に利用すれば使い勝手のいいシステムではあります。 しかしサイト上では、後に発生するであろう追加料金を表示せず(もしくは小さく表示)、「全国統一価格」「追加料金なし」など実際とは異なるキーワードで集客してしまっているために、葬儀の打ち合わせ段階で「ネットに書いてあった情報とは違う」と現場に寄せられる苦情が多く問題となっています。 また今回のように、全国展開といっても提携葬儀社では網羅しきれない地域があることも告知していません。「近くには提携葬儀社が使える葬儀式場がなく、数十km離れた場所で葬儀を行うことに。その式場はかなり豪華で追加料金が発生した」という例も、過去にはありました』、「どの葬儀社になるか当日までわからなかったんですね。結局、自宅から20キロ離れた葬儀式場に安置することになって、義母に悪いことしたな」、というのでは確かに後悔するのももっともだ。
・『トラブル続出の「ネット系葬祭業者」  ネット系葬祭業者の表示に対するトラブルは後を絶ちません。これまで2017年12月にイオンライフ(「イオンのお葬式」など)、2018年12月にユニクエスト(「小さなお葬式」「小さな火葬式」など)、2019年6月によりそう(「よりそうのお葬式」など)に景品表示法違反行為が認められ、それぞれ消費者庁より措置命令が出されています。 またイオンライフは、2019年4月に景品表示法違反で課徴金179万円の納付が命じられています。いずれも、実際は追加料金が発生するにもかかわらず、それぞれ「追加料金一切不要」「定額」など、表示された料金内で可能とうたっていることが問題視されたことによるものです。 よく考えてみれば、ウェディングでも全国一律同じ価格であるはずがないのに、葬儀だけ「全国展開」「追加費用なし」でパッケージ化できるのはおかしな話です。 では、過去の経験を正敏さんの葬儀ではどう生かすことができたのでしょうか? 葬儀社の選定については、これまでの2度の経験から、「地元で活動している葬儀社」「事前に内容を検討しておく」ことの必要性を実感。余命を宣告された時点で、最寄り駅近くにオープンした会館に足を運び、すでに葬儀社と内容を詰めていました。あらかじめ決めていたことは次のとおり。 +病床が長かったので、故人の関係者には亡くなったことは事後報告でいいと思う。ただ子どもは忌引きをとるので、もしかしたら関係者が弔問にくる可能性がある。火葬のみというわけにはいかないので、家族葬でこぢんまりとやりたい。親戚は約15名、参列者はおよそ15名を想定。 +祭壇は最低ランクで30万円セット。 +香典返しは当日返しで2000円の海苔セット。 +通夜ぶるまい(弔問客にふるまう食事やお酒)は不要』、イオンの子会社でも「2019年4月に景品表示法違反で課徴金179万円の納付が命じられています」、というのには驚いた。
・『一番の悩みは「旅立ちの衣装」  実は、通夜ぶるまいについては当初、この地域でよく出される一般的な江戸前寿司やオードブルなどを見積もりに加えていました。しかし「保留にさせてください」と、見積もり後に変更した項目のひとつです。 正敏さんはいわゆる「グルメ」な人。通夜ぶるまいの席で用意されるものが美味しくないというわけではないけれど、特に子どもたちは画一的な通夜ぶるまいの料理に価値を感じていませんでした。 「せっかくだから、お父さんの好きだったものでお別れしたい。私が買ってくる」という長女の意見で、通夜当日、長女は車で買い出しに。その「お父さんの好きだったもの」というのは某所の「うな重」でした。長女は往復2時間かけて、親戚の分と参列者分、さらに予備の数を試算し、テイクアウト用に包んでもらいました。 子どもたちの間で、一番悩んだのが「旅立ちの衣装」でした。菩提寺はなく、義父母は宗旨・宗派不問の墓地に納骨。そのため本家の菩提寺と同じ浄土真宗で儀式は行うことにしたのですが、宗派の教義上、基本的には死装束といわれる白装束は必要ありませんでした。 燃焼するものであれば基本的に何を着せて(上から掛けて)もいいのです。病床生活が長かったため、昔の服はほとんど捨ててしまい、残っているのはスーツ2着とTシャツ類のみ。スーツ2着のうちどちらにしようか迷っていたのですが、「やっぱりTシャツが一番自然な感じがする」と誰からともなくそんな意見が出て、最終的には薄いピンクのTシャツと短パンが旅立ちの衣装ということでまとまりました。 靴については、「ビーチサンダル!」と家族全員一致。そこで段ボールを足の裏にあて、型をとって切り取り、それを全面ピンクで塗り水玉模様を入れました。出棺時、棺の蓋を開けて段ボール製サンダルを見た参列者の顔から思わず笑みがこぼれたそうです。 正敏さんの葬儀にかかった費用は食事や当日返しを含めておよそ70万円。葬送儀礼は簡素ながらも、このように遺された人がそれぞれの思いを胸に、故人への思いを表出した印象的な儀式となりました。 過去2回の経験を生かしたことで納得のいく葬儀になったのはいうまでもありませんが、イザというときに慌てて探すのではなく、余命宣告をされたときに覚悟を決め、自分たちの思いを実現できる葬儀社を選んだことがポイントとなったと思います』、ご亭主の葬儀では、「過去2回の経験を生かしたことで納得のいく葬儀になった」、というのは何よりだ。
・『「葬儀社選び」は難しい  しかし今、その葬儀社選びが大変難しくなっています。冠婚葬祭互助会、葬儀専門業者に加え、平成に入って電鉄系、農協、生協なども葬祭業に参入し、フランチャイズも増えてきました。 前述したネット系葬儀社も新興勢力のひとつ。葬儀は一生を通じて何度もあげるものではないうえ地域による違いが大きいことから、商品・サービスの比較検討が難しく、葬儀会館などのハードや価格にどうしても目が行きがちです。 「よい葬儀社の見分け方」といった情報も氾濫していますが、その基準に達していたら合格、合致しないから悪い葬儀社というわけでもありません。基本的なことですが、事前にリサーチしておくことが納得のいく葬儀をあげるための最善の方法といえるでしょう』、その通りなのだろう。

第四に、7月7日付け現代ビジネス「死ぬときはあえて「葬儀も墓もいらない」という人が急増中のワケ あなたはその場にいないのだから」を紹介しよう。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59211
・『シンプルに逝きたい  葬儀もお墓もおカネがかかる。場合によっては、それが家族を苦しめることすらある。ならば、答えはシンプルかもしれない。 「私は葬儀も、墓も不要だと思っています。お骨も残さない『三無主義』を主張しています。あくまで個人の自由なので、葬儀やお墓を無意味だとは思いません。でも、死ぬときは人に何かをしてもらうことなく、すっきりとこの世を去るのが一番でしょう」 こう語るのは宗教学者の山折哲雄氏(87歳)だ。 遺体を火葬した後、葬儀をせず、墓も作らない。このようなシンプルな「逝き方」を希望する人が増加している。 山折氏は、火葬を終えた後、事前に指定した思い出の土地に少しずつ遺灰をまいてもらう「一握り散骨」を行い、骨を遺さずにこの世を去るつもりだという。 『ジャングル大帝』や『巨人の星』のアニメを手掛けた脚本家の辻真先氏(86歳)もまた、死後は派手な儀式などは行わず、「ひっそりとこの世を去りたい」と語る。 「死んだら何も残りません。それなのに、家族におカネを使わせるのはもったいないし、申し訳ない。 戒名だって、死んだ後に知らない名前で呼ばれても、僕には伝わらないじゃないですか。不要だと感じた儀式は、極力行わないことにしました。先祖代々続いていたお墓も、数年前に畳んでしまいました」』、「戒名だって、死んだ後に知らない名前で呼ばれても、僕には伝わらないじゃないですか」、というのは言い得て妙だ。
・『すっきり逝く  最終ページ末の表に記載したのは、葬儀にかかる一般的な費用だ。 およそ190万円という金額は、遺産や香典はあっても、この世を去った後、家族や親族に押し付ける経済的な負担としては、小さいものとは言えない。また、十分な身支度をせずにこの世を去ってしまえば、その後の葬儀やお墓で、トラブルが発生しかねない。 いっぽう、山折氏や辻氏のように、火葬だけで終わらせてしまえば、葬儀やお墓にかかる数百万円ものおカネを、遺族に使わせずに済む。 だが、経済的な事情だけで葬儀を簡素化してしまうのは、死者に対して失礼なのでは、と懸念する人もいるだろう。さらに、墓を作らないことで、お盆参りなど、故人を偲ぶ行事は少なくなってしまう。自分が死んだ後、誰にも思い出してもらえないような気がして、「すっきりと」この世から去ることに、若干の抵抗がある人もいるかもしれない。 これに対し、『0葬――あっさり死ぬ』の著書がある宗教学者・島田裕巳氏はこう語る。 「世間体や伝統を気にして、お墓にこだわる方もいるでしょう。でも、葬儀を行わず、墓を持たない『0葬』ならば、遺骨や墓に縛られることなく、かえって自由に、故人を偲ぶことができます」 さらに島田氏は、'07年のヒット曲『千の風になって』を引き合いに、こう続ける。 「歌詞にあるように、お墓に故人がいるわけではありません。『もっと自由に先祖を供養できていいはずだ』という思いが、多くの人に共通しているからこそ、あの曲はヒットしたのです。 自分のことを思い出してもらえるように墓に入るのは、すでに古い価値観であると言えます」 つまり、経済的にも精神的にも、「0葬」は遺された者たちへの負担が少ないのだ』、「0葬」の意味は確かにあるが、墓があるからこそ、子供たちが墓参りに来てくれる可能性があるともいえるのではなかろうか。
・『死ぬ前の準備  そんな「0葬」によってこの世を去るためには、生前にしっかりと準備をしておかねばならない。それどころか、良かれと思って決断した0葬が、手続きを完了させておかなかったことが原因で、かえって遺族や友人たちを混乱させてしまう可能性すらある。 NPO法人「人生丸ごと支援」理事長の三国浩晃氏が、自身の経験をもとに語る。 「奥様に先立たれ、子どももいない70代の男性が、『自分は散骨するから誰にも迷惑をかけない。もう業者にも頼んだ』とおっしゃっていたことがありました。 でも、散骨のためには火葬して、遺骨を業者まで持っていかなくてはならない。誰に頼んであるのか聞くと、男性は『ケアマネジャーがやってくれるんじゃないの?』と話していました。 ですが、ケアマネジャーは介護はサポートしても、死後のことまではやってくれません」 もし0葬を望むのならば、散骨業者だけではなく、葬儀社にも連絡をしたうえで、遺灰の受け渡しを誰かに依頼するところまで準備を進めておかなくてはならない。 「親族や友人に頼むのが難しい場合、私たちのようなNPO法人や、死後事務を執り行ってくれる法人団体を訪れておくことが大切です。とくに身寄りのない方の場合、死後に誰に頼るのか、生前に相談しておきましょう」(三国氏) 手続きのうえでは0葬を完了できていても、思わぬトラブルが発生してしまうこともある。 一般社団法人終活普及協会理事の市川愛氏が語る。 「以前、火葬のみで葬儀を行わないことを希望された方がいらっしゃいました。その方が亡くなった際、遺族が親戚や友人に葬儀を行わなかった旨を連絡しました。すると、親戚が『亡くなった人に対する不義理だ』と激怒してしまったのです」 死後、親戚同士に思わぬ軋轢を生むことのないように、仮に自分が納得して決断したことでも、生前から周囲に伝える。そのうえで、できる限り理解を得ておく。 「遺書やエンディングノートを作成し、葬儀や墓をどうするか、あらかじめ自分の意思を書いておくべきです。さらに、親戚が集まる正月やお盆に、エンディングノートの置き場所を含めて、自分の要望を直接伝える機会を持ちましょう」(市川氏) 愛する家族や友人たちに、気持ちよく自分を送ってもらいたい。すっきりとこの世を去るために、準備をしておこう。 葬儀にかかる一般的な費用』(リンク先には表あり)』、やはり「準備」は大切なようで、心したいところだ。
タグ:週刊朝日 東洋経済オンライン 島田裕巳 ダイヤモンド・オンライン 現代ビジネス AERAdot 葬式・墓 (ゆうパック送骨」から「架空墓」まで 激変する墓事情と気になる値段、葬式はなくなる?通夜なし 式なしの「直葬」選ぶ時代に、「格安葬儀パックで義母弔った」55歳女性の後悔、死ぬときはあえて「葬儀も墓もいらない」という人が急増中のワケ あなたはその場にいないのだから) 「「ゆうパック送骨」から「架空墓」まで、激変する墓事情と気になる値段」 吉川美津子 青山霊園は1区画400万円超! 一般墓所の倍率は14.3倍 区画の広さは霊園によってまちまちで、青山霊園は1.6平方メートル 「永代使用料」 散骨、樹木葬、架空墓…増える「墓ナシ」供養の選択肢 『〇〇家のお墓』という形式は、主に明治時代以降に確立されたもの 火葬が普及したのは戦後になってから 現在、普通だと思われている供養の仕方も、実は時代に合わせて変化してきたものなのです 都市部で盛況なのは納骨堂での永代供養 「おひとりさま」はゆうパックで送骨もアリ 遺骨は日本郵便以外の大手運送会社で送ることはできない 「葬式はなくなる?通夜なし、式なしの「直葬」選ぶ時代に」 遺体は病院からいとこが住んでいた千葉市の火葬場へ直行。田中さんを含む近親者7人が火葬場に集まり、火葬を終えた後、近くの葬祭会館で軽く食事をして解散 「直葬」がいま、都市部を中心に増えている 直葬とは、故人が亡くなった後、安置所か自宅に遺体を運んで安置し、その後、直接火葬場に移し、荼毘に付すという方法 死んだ人の扱いはなるべく簡単に済ませるべきという考え方が強まっている 血縁意識の低下から、“絶対に葬儀に呼ばなくてはいけない人”という存在もなくなってきている。都会のみならず、地方の葬儀も簡素化が進んでいる実態を見れば、そんなに遠くない未来に葬式そのものが消滅する時代が来るかもしれません 「小さなお葬式」を展開するユニクエストによれば、現在、直葬(プラン名「小さな火葬式」)を選ぶ人が4割 直葬を希望する場合、最低限必要な次のような物品やサービスがセットになった一番シンプルなプランを選べばよい 「「格安葬儀パックで義母弔った」55歳女性の後悔」 「格安葬儀パック」を選んで大後悔 義母の死後に晶子さんが選んだのは、インターネットで見つけた「格安葬儀パック」の中でもワンランク上の家族葬パック 私が選んだ格安葬儀パックだと、どの葬儀社になるか当日までわからなかったんですね。結局、自宅から20キロ離れた葬儀式場に安置することになって、義母に悪いことしたな、と思っています トラブル続出の「ネット系葬祭業者」 イオンライフ 消費者庁より措置命令 景品表示法違反で課徴金179万円の納付が命じられています 一番の悩みは「旅立ちの衣装」 「葬儀社選び」は難しい 「死ぬときはあえて「葬儀も墓もいらない」という人が急増中のワケ あなたはその場にいないのだから」 シンプルに逝きたい 戒名だって、死んだ後に知らない名前で呼ばれても、僕には伝わらないじゃないですか すっきり逝く 0葬――あっさり死ぬ 死ぬ前の準備
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