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安倍政権のマスコミへのコントロール(その10)(NHKの国会報道が安倍首相のPR動画状態に! 辺野古 統計不正追及を報じず自民党質問への勇ましい答弁を大々的に紹介、【政治考】NHKと政権の“距離感”に疑問、パーソナリティ荒川強啓氏 放送界の「政権すり寄り」危惧) [メディア]

安倍政権のマスコミへのコントロールについては、3月5日に取上げた。今日は、(その10)(NHKの国会報道が安倍首相のPR動画状態に! 辺野古 統計不正追及を報じず自民党質問への勇ましい答弁を大々的に紹介、【政治考】NHKと政権の“距離感”に疑問、パーソナリティ荒川強啓氏 放送界の「政権すり寄り」危惧)である。

先ずは、3月6日付けLITERA「NHKの国会報道が安倍首相のPR動画状態に! 辺野古、統計不正追及を報じず自民党質問への勇ましい答弁を大々的に紹介」を紹介しよう。
https://lite-ra.com/2019/03/post-4589.html
・『さすがにこれはひどいのではないか──。今週から国会では参院予算委員会がはじまったが、衆院予算委につづき、不正統計や辺野古新基地建設工事をめぐって安倍首相が無責任極まりない答弁を連発している。だが、そんな安倍首相のひどさに輪をかけて露骨に醜いことになっているのが、NHKの報道だ。 たとえば、4日の『NHKニュース7』のトップニュースは「即位祝う一般参賀5月4日に」、つづく2番目の話題も「大戸屋 不適切動画で一斉休業」というもので、国会の話題は4番目。さらに目を剥いたのはその内容だ。 国会では軟弱地盤が大きな問題となっている辺野古新基地建設工事について野党から質問が飛んだというのに、一切無視。代わりに大々的に取り上げたのは、身内である自民党・堀井巌議員の質問に対する安倍首相の答弁だった。 安倍首相が「日朝の首脳間の対話に結びつけていきたい」と答弁したことを受け、「拉致問題解決へ“日朝首脳会談 実現させたい”」と見出しに掲げたのである。 また、この4日の放送では、続けて安倍首相がレーダー照射問題で「我々は真実を語っているし、真実を語るほうが必ず強い」と述べたことを紹介、「北朝鮮への対応は日米・日米韓の緊密な連携が極めて重要」という答弁を放送したのだが、これも実は、自民党・有村治子議員の質問に答えたものだった。NHKは有村議員の質問であることを隠していたが、ようするに、身内の与党の質問に、安倍首相が堂々と答えるシーンばかりを流したのだ』、これでは、「NHKの国会報道が安倍首相のPR動画状態に!」というのも確かで、放送の中立性など完全無視のようだ。
・『国会とは本来、政権や与党の暴走を野党がチェックする場であるはずなのに、与党の質問と安倍首相のPRのような答弁だけを流す。これは、国民の知る権利を妨害しているのはもちろん、放送法4条やNHK国内番組基準で謳っている「政治的公平」「不偏不党」にも反しているのではないか。 昨日5日の『NHKニュース7』も同様だった。日産自動車のゴーン前会長の保釈を認める決定が出されたことがトップなのはまだしも、その後も探査機「はやぶさ」や来年の都知事選をめぐる二階俊博幹事長の発言の話題がつづき、やはり国会は4 番目の扱いで、しかも画面に映し出された見出しテロップは「米国が拉致問題重視“キム委員長も理解”」。さわりでさすがに統計不正問題の質疑を取り上げたが、特別監察委員会の委員長人事について共産党の小池晃議員に質問されたのに対し、「適格性に疑念を抱かせるようなものではない」「厚労省に手心を加えてくれるかもしれないから選んだのではなく、中立性を疑われることはない」と安倍首相が答弁した部分を紹介しただけで、小池議員の発言は一切放送しなかった。 そして、その後は拉致問題に話題が移り、安倍首相が日朝首脳会談でトランプ大統領が夕食会で拉致問題を提起したとして「金正恩・朝鮮労働党委員長もアメリカが拉致問題を重視していることを理解したと思っている」と成果を強調した部分や、「小泉総理が2002年に訪朝したときに5人の被害者が帰還できた。そうしたさまざまな経験も生かしながらあらゆるチャンスを逃さずに解決にあたっていきたい」という、嘘っぱちの“俺の手柄”自慢を放送してコーナーが締めくくられたのだ。 辺野古の問題を取り上げないどころか、拉致問題における安倍首相の“やるやる詐欺”答弁を主題にして伝える──。これでは安倍首相のプロモーションビデオではないか』、視聴者から視聴料を取っておいて、「安倍首相のプロモーションビデオ」を見せられたのではかなわない。ここまで偏向した番組に対して、誰か「放送倫理・番組向上機構(BPO)」に申し立ててほしいものだ。国会でも野党は厳しく追及するべきだろう。

次に、6月1日付け西日本新聞「【政治考】NHKと政権の“距離感”に疑問」を紹介しよう。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/514893/
・『学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、一つの司法判断が出た。大阪地裁は5月30日、情報公開請求のあった売却価格を非開示にしたのは違法だとして、国に賠償を命じた。安倍昭恵首相夫人らの関与が取り沙汰され、財務省が公文書を改ざんしてまで情報を隠した問題である。 ところがNHKのニュースを見て驚いた。「値引き理由不開示は『適法』」との見出しで、国が「勝訴」したかのような報道ぶりだったからだ。判決は売却価格の非開示を違法とする一方、値引き理由の非開示については適法と判断。NHKはそこに焦点を当て、国に賠償が命じられたことは短く付け加えていた。 かつて司法を担当していたことがある。国への損害賠償請求はハードルが高く、認められるケースは多くない。それだけに、判決で賠償が認められれば大きなニュースになる。31日の全国紙(東京版)を見ても、今回の判決についての記事は、全紙が「賠償命令」を見出しに取っている。 ニュースの価値判断は多様だとはいえ、国の違法行為が認定されたことを脇に置く発想は理解しがたい。元司法担当だから余計にそう思うのかもしれないが、今回のNHKの報道は「政権寄り」に思える。 NHKと安倍政権との関係に、疑いの目を向ける人は少なくない。国会では「官邸と太いパイプがある」とされる人物が専務理事に復帰した4月の人事について、野党が「官邸の意向があったのではないか」と問いただしている。 元NHK記者の相澤冬樹氏は著書「安倍官邸VSNHK」で、森友学園問題を報道する際に上層部から「圧力」があったと書いている。これについても野党は追及。NHKはいずれも否定している。 NHK幹部は国会や記者会見で「放送の自主自律を堅持する」と繰り返している。ならば主要メディアと明らかに異なる今回の判決の報道も、司法担当記者の自主的な判断だったのだろうか。政権との「距離感」にどうしても疑念が拭えない』、「今回の判決についての記事は、全紙が「賠償命令」を見出しに取っている」のに、NHKだけは「「値引き理由不開示は『適法』」との見出しで、国が「勝訴」したかのような報道ぶり」というのも酷い話だ。NHKは森友学園問題をスクープした記者を左遷、当該の記者は退社し、大阪日日新聞に移った(このブログの3月5日で紹介)。野党には大いに奮起して国会でさらに追及してもらいたい。

第三に、5月7日付け日刊ゲンダイが掲載したTBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」のパーソナリティーへのインタビュー「パーソナリティ荒川強啓氏 放送界の「政権すり寄り」危惧」を紹介しよう(Qは聞き手の質問、Aは荒川強啓氏の回答)。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/252697
・『TBSラジオの人気番組「荒川強啓デイ・キャッチ!」を1995年から24年間にわたり、続けてきたのがこの人、荒川強啓さんだ。「聴く夕刊」として、平成のニュースを毎日、届けてきたのだが、その番組も3月、惜しまれつつ終わった。時代と番組を振り返ってもらおう』、私はラジオを聴く習慣を無くして長いので、この番組のことは初耳だが、興味深そうだ。
・『時代を「平成」でひとくくりにする危険性  Q:番組がスタートした95年といえば、2年前に宮沢政権が崩壊、バブルがはじけた直後でした。阪神・淡路大震災もありましたね。 A:日本で大きな戦争はなかったけれど、平成という時代は世界がものすごく混乱し、その混乱が今も続いていると思います。これからどういう方向に進んでいくのか、見通せない部分がありますね。 Q:経済も一国主義が台頭しているし、政治でいえば、平成の最後に共謀罪、安保法の強行採決などがありました。 A:これからが一番大事になってくるんじゃないですかねえ。元号が変わるような大きなうねりって、よーく見ていないとガラッと変わってしまう怖さがあります。「平成はこういう時代でした」とくくってしまうのは実は危ないんじゃないかとも思いますね。元号が変わることで、体制まで変えてしまう、社会の方向、色まで変えてしまう。そういうことも可能ですから。ものすごく注意しなければいけない時期だと思う。その意味で、時代の変わり目を見届けておけなかったのは残念ですけどね。 Q:リスナーも荒川さんの番組をもっと聴いていたかったという思いが強いです。というのも、放送業界って、とんがっている人がドンドンいなくなっているじゃないですか? 72歳の荒川さんはこの業界を長くご覧になってきた。昨今の息苦しさみたいなものを感じませんか? A:感じますね、このままズルズル危ない方向に持っていかれちゃうんじゃないかって。 Q:危ない方向とは言論の不自由? A:何となく、政権にすり寄っていることに業界も気づいてほしいし、リスナーも「変だぞ」と思ってほしい。 Q:ラジオはそういう意味では比較的自由であるように見えましたが。 A:そうでもないんですよ。私はともかく、コメンテーターの方々の発言とか、制作者は相当、気を使っていたんじゃないでしょうか。 Q:「デイ・キャッチ!」のコメンテーター、青木理さんとか宮台真司さんとか過激ですもんね。 A:でも、「これはコメンテーターの方の発言ですし、生放送ですからハサミも入れられません」って言っちゃえばいいんですけどね。 Q:なるほど。 A:放送ってのは「送りっ放し」って書いているんだから』、「元号が変わるような大きなうねりって、よーく見ていないとガラッと変わってしまう怖さがあります」との警鐘には大いに気をつけたい。「何となく、政権にすり寄っていることに業界も気づいてほしいし、リスナーも「変だぞ」と思ってほしい」、との指摘はその通りだろう。
・『肩書もプライドもないからなんでも質問  Q:でも、生放送だからのトラブルもあったのでは? A:自民党の大物が僕の発言に怒って、帰っちゃったことがありましたね。 Q:いいですね、そういうの。 A:「君、それを僕に聞きますか」って。 Q:そういうところが魅力でした。 A:実は、馴染みの居酒屋のおばちゃんから、「あなたの番組のおかげで話題についていけるようになった。噛み砕いてくれるから分かりやすいのよ」と言われたことがあります。「これだ!」と思いましたね。僕は学者ではなく、研究者でもない。一庶民で、おばちゃんと居酒屋トークしている飲んべえのおっさんという感じです。だから、飲んべえのおっさんが理解できないことを知ったかぶりするとウソになる。専門家からしたら意識の低い質問でも、僕はできるんです。肩書もプライドもないので恥ずかしくない。 Q:そもそも、「デイ・キャッチ!」はどういったコンセプトで始まったのでしょうか。 A:「聴く夕刊」というキャッチはあるんですけれど、放送していた午後3時から5時、6時というのは、今までの時代なら一日の終わりに差し掛かる時間帯。一方、主婦の方は夕飯の準備を始めるし、夜のお仕事をされている方は鏡の前でお化粧を始めたりする。そういう時間帯にコンパクトに一日の出来事を伝えていくというコンセプトですね。「聴く夕刊」は、あまり濃くなく、ザックリとした見出しみたいなものだけでいい。その日に何があったのかがすぐ分かるというのが狙いでした。 Q:ニュースをランキング形式で紹介するコーナーも人気でしたね。 A:10本のニュースについて、街で3カ所、約100人に「どのニュースに関心がありますか」と聞くんです。あとはSNSで番組について投稿してもらう。それらを集めたもので順位をつける。皆さんが関心あるニュースについて、コメンテーターが一言入れる。アシスタントやスタッフ、何よりも強力なコメンテーターの支えがあったからこそ、ここまでやってこられたと思います。 Q:テレビ局の報道番組は庶民目線じゃないというか、何か妙にお高くとまっているなと感じます。 A:「どうして出演者だけで分かり合っているの?」「もうちょっと砕いた報告してくれないの?」と思うことはありますね。 Q:荒川さんは午前中に朝刊全紙に目を通すそうですが、新聞の読み方にコツはありますか? A:まずは見出しなどを読み比べるんです。海外ニュースでも、相手の方を見出しにするのか、日本の動きを見出しにするのか。この新聞は何をトップに伝えたいのかということから見ていく。さらに社説やコラム、天声人語などを読む。そのうえで、日刊ゲンダイはどこにメスを入れたんだろう、どこ突っ込んだんだろうと。これが楽しみで、「そうきましたか」とうなる時もありました』、「おばちゃんと居酒屋トークしている飲んべえのおっさんという感じです」、とは聞いてみたかった。惜しい番組がなくなったものだ。。
・『東京五輪を「復興五輪」なんて「おためごかし」  Q:ありがとうございます。番組終了後の今はどうされているのでしょうか。 A:今は1紙だけ残して、全部解約しました。新聞を見なくなってどうなるんだろうということを、今は試しています。イライラしますかね? Q:そうかもしれませんね。今の世の中の雰囲気は息苦しいものがありますから。なんで、このニュースにメディアはもっと突っ込まないのかって。 A:そうですね。実は番組が終わるに当たって、永田町あたりから圧力かかりましたか? という質問が、一部であったんですよ。逆におうかがいしたいのですが、そんな気配はありますか? Q:詳細は把握していません。 A:そうですか、そんな声が聞こえてきていましてね。多分ないと思っているのですが。そこまで永田町を怒らせたかなあ、と思うんです。 Q:そんな声が飛び交うくらい、番組に骨太の魅力があったのでしょう。 A:もったいないと思うことはあります。「平成の終わりとともに番組も終了」というニュアンスの記事もありましたが、ストンと腑に落ちない部分もある。もう少し続けてみたかったな、という思いもあるし、もうお役御免かなとも思います。 Q:いやいや、もっと発言してください。とりわけ、東京五輪についての荒川さんの発言は過激な正論でした。 A:ずっと反対だと言い続けていたんですよ。招致当時、僕は東日本大震災の取材をしていた。何とかして災害から立ち直らなきゃいけないと取材をしている時に、東京五輪をやると聞き、腰が砕けそうになったんですよ。「被災地の人たちがどう思うか分かってますか?」と。復興資金や労働力、トラックと何から何まで全部、五輪準備に持っていかれちゃうわけですよ。 Q:しかも「復興五輪」などと言ってますね。 A:おためごかしもいい加減にしなさい、ですよ。ほんとにそれを聞いた時は腹が立ちましたね。何を考えてるんだろうと。 Q:そこまでしっかりと発言する方が、いなくなってしまいました。 A:元号が変わる、五輪をやる。お祭り騒ぎの裏で何が起きているのかということを注意して見ていかなければいけないと思います。若者の会話などを聞いていると、なんかこう、ひとつの方向を向いて流れている。そういうことにも危機感を覚えます』、「東京五輪を「復興五輪」なんて「おためごかし」」とは言い得て妙だ。引退するのは惜しい直言居士なので、舞台を変えてでも活躍してもらいたいものだ。
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